数理積み木を使って空間認識力を伸ばす

岡山市の幼児教室算脳キッズです。

数理積み木を使って、前後・上下・左右という3つの空間座標を使い、1つのものが他との関係の中に存在するという関係把握能力を育てます。

平面上で組み合わせて出来上がったものを、次に机上に立てます。

この積み木は組み木の要素を取り入れているため、平面上で組んでも立てることができますが、うまく組み合わせていないと立ちません。

立てるためには組み合わせに工夫が必要になります。

そこに、能力を高める一つの秘密があるのです。

積み木は、立体や空間的な構造を理解する「空間認識力」を育てる遊びです。

空間認識力とは、物体の位置や方向、大きさ、形状、間隔などが三次元空間に占めている状態や関係を正確に把握する力のことです。

この空間認識力を伸ばしていくために最適なのが、まさに積み木遊びです。

色々な遊びに夢中になれるような時期だからこそ、ぜひ積み木遊びを通して空間認識力を伸ばしてあげたいものです。

手先や体の育ち以外にも、2~3歳の頃と、4~5歳から学童期の頃とを比較してみると違う部分があります。

それは、生活の視野が広がっているということです。

生活の視野が広がると、子どもたちは生活の中で見たものや絵本の中で出会った情景などを表現・再現しようとするようになります。

そして、その表現のために必要なのが積み木です。

つまり、積み木は「子どもがあらゆることを捉え表現するために欠かせない道具」なのです。

積み木を何かに見立てて、その遊びを発展させることもできます。

積み木は創造力の基礎を育む遊びです。

手先が器用になり、表現力も豊かになると、より高度なものを作りたいと思うようになります。

空間認識力・空間把握力とは

折る、切る、回す、ひっくり返す・・・・・。

『頭の中で立体を思い浮かべて、角度を変えたり、回転させたり、その一部を取り出せるといった、立体の一部をイメージする力』の事です。

しかし、この<空間認識力・空間把握力>というのは足し算や掛け算のように計算ドリルをたくさんすれば鍛えられるというものではありません。

この<空間認識力・空間把握力>を身につけるためには、実際に「体験」するしかないのです。

実験して観察して工夫して決まりを自分で発見できない映像学習では<空間認識力・空間把握力>の習得は不可能です!

「体験」するには外遊びなどがベストですが、室内で小さいころから数理色板・数理積木に触れておくのが良いでしょう!

きっと五感を使うことが貴重な「体験」となるはずです。また、手先を使った作業が脳への良い刺激にもなります。

なにより複雑な問題が解けた時の達成感は、子供の学習意欲をとても高めるものです。

このようにして<空間認識力・空間把握力>が身に付けば、算数の図形問題が得意になるだけでなく、算数の文章題や国語の読解問題も頭の中に状況をイメージできるので解きやすくなります。

これらの基礎概念を具体物を使って十分に習熟させ、既知事項にまで高めてから基本学習へ移行することが大切です。

基礎概念がわかってこそ、初めて基本が理解できます。

なぜ「勉強ができる」ようになるのか?

幼児・低学年で下地・基礎・基本を大きく育んだ子は、この概念が発展・応用・思考力の盤石な土台となります。

同じように同じ授業を受けているのに勉強ができる子・できない子・・・

中学生になっても分数・少数・面積の計算ができない・・・

でも、理解が早くて成績優秀な子・・・

それほど勉強をしていなくても勉強ができる・・・

一体何が違うのでしょうか?

勉強ができる子とできない子の差はある体験で決まります。

ある体験とは?

幼少期から誰よりも早くひらがな・カタカナ・漢字・数字を学習したから?

大切なことは知識やスキルではなく勉強するための『下地・基礎・基本作り』をすることです。

下地・基礎・基本作りとは?

頑健な家を作るには強靭な下地作りが必要です。

この下地を作ることができるのが幼児期~小学校の間です。

高学年になればなるほど、授業も複雑になり難しくなります。

難関校を目指せないというわけではありませんが、下地と基礎・基本という土台がしっかりしていないと、無理を生じます。

勉強しなくてもできる子と、どれだけ努力してもできない子がいます。

それが幼児期~小学校の間に作られた『下地・基礎・基本作り』の違いなのです。

では『勉強ができる優秀な子』の下地・基礎・基本作りの土台はどのようにして作られるのでしょうか?

その答えは、200以上の数・図形・知恵・文字の基礎概念の修得です。

本当に頭のいい子は幼児期・小学校低学年期の取り組みで決まります。