偏差値37からの朝日高校合格者は実在します!
岡山市の伊島小学区に幼児教室をオープンして間もなくのことです。
小学校の勉強だけでは、我が子は勉強ができるのかどうかわからないと思います。
ほんの小さなつまずきがきっかけで、入会したMちゃん。
そしてもう一人は、○文に通っていて、勉強には自信があるというNくんでした。
Nくんは小2の11月の全国模試で43。
一方、Mちゃんは小3の4月の全国模試で、わずか37。
偏差値50で平均ですから、2人ともそれより下だったということです。
低学年で既に平均以下というのはショックだったと思いますが、むしろ早く気付いて良かったと思います。
実は「算脳トレ」が開講されてから最初に教えた子がこの2人でした。
算脳トレでは、算数の概念・基礎を徹底的に身につけるところから始めました。
ようやく平均を超えるようになったのは、Nくんは3年の8月、Mちゃんは小4の4月でした。
岡大附属中学校を目指しましたが、そのレベルには残念ながら及びませんでした。
それでも、小6の1月に、2人とも偏差値60を超える位にまでにはなりました。
そして、中学生。
当幼児教室で学んだ生徒の特徴なのかも知れませんが、中学校に入った途端に急に成績が上がります。
中1最初の模試は、小学校の復習内容でしたが、Mちゃんは偏差値65、N君は68を出すことができました。
これまでの努力がようやく実を結んだのです。
時には偏差値が70に達したこともありました。
この間、およそ 8年です。
そして忘れもしない、2015年3月20日。
公立高校入試の結果発表の日でした。
二人とも朝日高校に合格したのです。
偏差値37、43からの岡山朝日高校合格。
短期間でごうかくしたのではありません。
むしろ時間をかけてじっくりと指導していきました。
8年前には、想像していなかったことでしょう。
算脳トレに始まり、2人を指導して経験したことは後輩たちにも受け継がれています。
今では毎年「岡山朝日高校連続全員合格」を達成し、模試で総合1位を獲得した子も出ました。
大学受験では、岡山大学医学部に合格した子をはじめとして、その後に続こうと東大、京大や国立医学部などの難関大を目指す子たちが頑張っています。
幼児の時期から詰め込み教育で育てるとか、あるいは中学受験や高校受験でピークを迎えてしまう子よりも学年が上がるにつれて伸びていき、途中で燃え尽きてしまうことのないような子になって欲しいと思います。
勉強ができる子とできない子の違いとは?
同じ授業を受けていても、勉強ができる子とできない子に分かれる原因は何でしょう。
「勉強ができる子」とは、理解が早かったり、自主的に勉強できたり、それほど勉強しなくてもできたりする子のことです。
一方、「勉強ができない子」とは、算数・数学が苦手だったり、いくら勉強してもできなかったりする子のことです。
この違いは、あることをしたかどうかで決まります。
それは、幼少期から厳しく勉強させることでも、早くから多くの知識を教え込むことでもありません。
大切なのは勉強することではなく、勉強するための下地・基礎・基本作りです。
100階建てのビルの土台を作ってしまえば、5階建てのビルも建てられます。
しかし、土台のしっかりしていない所に高層ビルを建てようと思えば、補強工事をしなくてはいけません。
では、勉強ができる子の土台とは何でしょう。
その答えは、200以上の数・知恵・文字・図形の基礎概念です。
中でも数概念とは数の中身をわかるようにすることであり、数能力は知能の中で最も大切な能力で、数・量・図形・関数・計算・測定を総合したものです。
我々の幼児教育では、数概念を身につけるために、数理パズルや積み木を使用しています。