今日は、おやつの話をします。
当たり前のことなので、すっと読めると思います。
糖質より脂質
子どもは活動量が多いので、間食を欲しがります。
管理栄養士によると、食べる時間と量を決めることだ大事」だそうです。
そうしないと際限なく食べてしまい、晩御飯が食べられなくなってしまいますよね。
おやつは、昼御飯と晩御飯の中間くらい(午後3時くらい)の時間に、1食分をお皿に乗せて渡します。
1日に必要なエネルギー量の10%くらい、小学生なら約200kcalが目安になります。
これは、板チョコだと1枚の半分、あんぱんなら1つ、ポテトチップスなら小袋1袋程度です。
おやつ選びのポイントは、糖質よりも脂質をチェックすること。
脂質が多いと消化のためのエネルギーが多く必要になるため、だるくなったり、眠くなったりすることがあります。
いいおやつって?
脂質が少ないおやつを選ぶ
安心なのは和菓子です。
和菓子だと脂質が少なく、小豆には食物繊維も含まれます。
具体的には、どら焼き、みたらし団子、他にもおにぎり、あんまん、あんぱん、ジャムパン、ぶどうパン、バナナ、ゼリー、ヨーグルトなどがおすすめです。
一方、脂質が多いおやつは、ケーキ、ホットドッグ、カップラーメン、唐揚げ、ハンバーガー、フライドポテト、カレーパン、アイスクリームなどです。
どれも子どもの大好物ですが、カロリーも高いので、毎日のように食べるのは控えた方がよさそうです。
スナック菓子に含まれるトランス脂肪酸は、悪玉コレステロールを増やして老化や生活習慣病を招く恐れもあります。
甘い飲み物に注意!
小学生なら、1日に1リットルくらいの水分が必要です。
のどが渇いた時は、コップ1杯の牛乳を飲むと、カルシウム不足が補えます。
また、しっかりと水分補給をするには水、もしくはお茶がベストです。
子どもが大好きなスポーツドリンクは、おやつとしてコップ1杯程度ならOKですが、のどが渇くたびに飲んでいると、すぐにカロリーオーバーになります。
500mLの清涼飲料水には、砂糖などによる糖質が50g近くも含まれていることがあります。
糖質は子どもの成長にとって欠かせない重要な栄養素ですが、毎日何度もジュースを飲めば、飲み物だけで砂糖を過剰摂取してしまうことになるので、注意が必要です。
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