最後までとことん考える子になる

岡山市の幼児教室算脳キッズです。

やる気を起こし、脳の体力を上げ、達成感を味わう

わたしはそれほど賢くはありません。

ただ、人より長く一つのことと付き合ってきただけなのです。

これはアインシュタイン博士の言葉です。

20世紀最大の天才物理学者といわれ、数多くの理論を提唱した彼でさえ、何かを解明するには長い時間がかかったのです。

天才とは一瞬で何かがひらめく才能の持ち主ではなく、一つのことに長時間集中することができる能力を持った人間ということが言えるのかもしれません。

一つのことに長時間集中するには、3つの要素が必要です。

まずモチベーション=動機付けです。

これがなければ始まりません。

子どもに限らず、自分の好きなことが出てくるものには興味がわくものです。

その好奇心が物事を探求しようという知的活動を開始する根源となるのです。

2つ目は体力です。

体力といっても走ったり、重いものを持ち上げる力ではありません。

頭を動かし続ける持久力です。

これを鍛えるには、実際に頭を長く使うことが一番です。

マンガを読んだり、ゲームをしたりするときも頭は使いますが、論理的に物事を考えるときの頭の使い方は違います。

論理的思考力を上げるには、やはり論理的に考えることが有効なのです。

3つ目は、やり遂げた後の「達成感」です。

この達成感を一度でも味わった人は、また次のことに挑戦したくなるようです。

それも前回より高い達成感を味わいたいために、より難しいことに挑戦するのです。

数理積み木、数理色板も論理的に考えないと解けない仕組みになっています。

解くうちに、手と頭を使って自然と論理的思考回路をフル回転させることになるでしょう。

最後に達成感も感じるはずです。

いくら時間がかかっても構いません。

というより、むしろ時間をかけて解くことに意義があるのです。

この数理色板・積み木を楽しむことによって、お子さんが最後までとことん考えるようになってもらえば幸いです。

アナログ算数の重視

デジタルとアナログは1対3の割合で

デジタルとは何でしょう?

アナログとは何のことを指すのでしょう?

デジタルとは数量のことで、アナログとは図形のことを指します。

デジタル時計とアナログ時計を思い浮かべていただくと理解しやすいのではないでしょうか。

デジタル時計は数字そのものです。

数字が羅列されているに過ぎません。

一方アナログ時計はどうでしょうか。

アナログ時計は針の位置を読み取らなければ時間を知ることはできません。

まさに図形です。

デジタルよりもアナログ重視の学習が、幼児・低学年期教育でのポイントとなります。

そうすることで、算数での落ちこぼれを防ぐことができるのです。

この問題を解決するためには、幼児期にいかに豊かな数理的経験をさせるかにかかっています。

そしてそのためには、算数=計算技術という単純な捉え方で数概念を確立していない幼児にまで数式による四則演算を教え込む暗記型の幼児算数指導法と決別しなければなりません。

すべてはいかに算数以前のさんすうと幼児を出会わせるかにかかっているのです。

そして、算数とは本来数と図形、すなわちデジタルとアナログからなるものであるため、アナログ(図形)主体の学習が大事となるのです。

幼児教室算脳キッズの授業では、積極的に数理色板と数理積み木(図形)を用います。

それはこの図形がもつ具体性が幼児の関心や好奇心を掻き立て、学習の成立に深く関わる点に注目しているからです。

しかも、数の学習に有機的につながるアナログの世界を手で十分に経験させることが、幼児・低学年期に豊かな数理的感覚を身につけさせる究極の方法なのです。