子どもは外食が大好きです。
親にとっても、準備と片付けがいらない貴重な気分転換です。
平日だと習い事などで食事の時間がばらばらだったりしますが、週末の外食なら家族そろってテレビをつけることなく、ワイワイとみんなでおしゃべりをしながら、ゆっくり楽しく食べられます。
ところで、外食先を決める際の基準はなんですか?
「子連れでも気楽なところ」と考えると、ついファミレスを選びがちです。
でもせっかくなら、家では食べないようなものを体験してみると、子どもの味覚を広げる貴重な機会になります。
様々な国の食文化を理解することも目的の一つですが、食文化から派生して、宗教やについて話をする機会も作れるでしょう。
・インドカレー
家で食べるカレーライスではなく、ナンを使って食べるインドカレー。
「インドの食文化について」はこちら↓
スパイシーで子どもには無理では?と思われるなら、辛さを選べたり、子供専用メニューがあるお店を探せばよいと思います。
食を通じて社会の勉強も可能ですね。
インドといえばヒンドゥー教。
ヒンドゥー教は、牛を「神聖視」しているため、ビーフを食べることは宗教的なタブー事項です。
・ガパオライス
タイの定番の屋台料理です。
「タイの食文化について」はこちら↓
タイは世界有数の米の輸出が多い国です。
親世代だとタイ米を食べたことのある人も多いと思います。
米の生産量ではありません。
ここに引っかかる子が多いんですよね。
・フォー
うどんに似ているベトナムの国民料理です。
「ベトナムの食文化について」はこちら↓
ベトナムも米の輸出量が多いです。
(1位:インド、2位:ベトナム、3位:タイ)
辛くなくしてもらえば、子どもでも食べやすいエスニック料理はたくさんあります。
ファストフードは?
おまけのおもちゃに釣られて子どもが行きたがるのはファストフードのお店です。
最近は品質や安全性が非常に厳しく管理されており、過剰に神経質になる必要はありませんが、高脂質、高カロリーのメニューが多いので、1日のトータルの栄養バランスを考えることは大切です。
週に一度くらいならOKですが、頻繁に食べるのは健康に悪いということを意識しましょう。
スマホをしまって会話を楽しむ
家族みんなで出かける外食は、親子のコミュニケーションの貴重な時間です。
せっかくの機会に、それぞれがスマホを見たり、ゲームをしていてはもったいないです。
食事中の会話が多ければ、子どものコミュニケーション能力が高くなると言われています。
家族間のリラックスした会話は、自己肯定感も育まれます。
会話を挟めばゆっくりと食べることができ、肥満の防止にもなりますね。
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