こんにちは。幼児・低学年担当の小川です。
「勉強中、気が付くといつもボーっとしてる・・・。でもやる気はあるんだよ!」
「お母さんにスピードアップって言われるけど、どうしたらできるの?」
と、思っているお子さんはいると思います。
自分なりに頑張っているけど、上手に集中できないことやペースが上がらないんですよね。
でも、まずは一つ、道具を用意してくれたら、その悩みはクリアーできます!
それは・・・「ストップウォッチ」
たったこれだけで、ずっと頭と手は動いてくれるようになるんです。
脳科学者である茂木健一郎さんが提唱した「タイムプレッシャー」っていう方法。
茂木さんの言葉を借りると、
「ぱっと始めて、だーっと集中して、さっと終わらせて次にいく」
そのために、ストップウォッチの力を借ります。
つまり、「自分の勉強に制限時間を設ける」ことが大切なのです。
では、どのようにストップウォッチを使うのか説明しますね。
「テキスト1ページ:30分」、「大題1問:10分」、「1問:2分」というように、まずは細かく設定して、制限時間を少し厳しめにすることがポイント。
ギリギリできるかどうかの時間にすることで集中して取り組めるようになりますよ。
そして、慣れてきたら少しずつ制限時間を短くしていってください。
常に時間を縮めようと努力することで脳が鍛えられ、達成した時の喜びを感じることができますよ。
「よーい、ドン!」と、親から声をかけてあげると更にやる気アップ!
きっと先にストップウォッチのタイマーが鳴ることが悔しくて、「次こそは~」ってなるはず。
ストップウォッチだけでお子さんが変われるなら試してみたくなりませんか?
タイムプレッシャーを意識することで勉強の効率が上がり、効率が上がることでモチベーションも上がるようになりますよ。
気づいたら消しゴムで遊びたくなっていたお子さんも、「まだ終わっていないの?」と、よく叱られていたお子さんも・・・。
気になったら、一度ストップウォッチを使ってみてくださいね。